化粧品の成分の機能
ビタミンB6、ピリドキシンによる治療作用はほとんど知られていません。
その構造式は、ピリジンの誘導体であることを示しています。
その炭素環のうち、ただ1ヵ所だけは置換されていません。
しかし、他の5つのうち1つはフェノールの機能、もう1つは、メチルの機能、2つは、ヒドロキシ・メチルの機能をもっています。
無色の結晶体で、水、アルコール、アセトンに溶けます。
ビオチン、ビタミンHは、水溶性酵素性ビタミンであって、チオフェンから誘導された核をその式の中に含み、バレリアン酸基をもっています。
ピリドキシンの天然資源は、酵母、穀物の種子です。
ラットによれば、ビタミンB6の欠乏は、種々の症状のうちでも鱗介剥脱、しばしば、脱毛症を伴なう水腫などが起こります。
ビオチンは、無色の長い針状結晶をしていて、水、アルコールに溶けます。
ビオチンの天然原料は、ビール酵母、野菜、糖蜜などです。
ビタミンH欠乏症は、皮膚や粘膜の乾燥と鱗状の皮膚炎をひき起こします。
全身脱毛 が行われる美容皮膚科にも、皮膚炎で悩む患者さんが多く訪れるそうです。
化粧品において、ビオチンは、アクネ用クリーム、「白毛予防」用クリームの製造原料として用いられます。