« 2011年04月 | メイン | 2011年06月 »

2011年05月 アーカイブ

有機組織の抽出物

アドレナリンは、副腎腺の髄質帯の活動源であって、合成でもつくることができます。


これは血管収縮作用を行ないますし、顔の赤斑や脈管のアザなどを目立たぬようにするのにも使われます。


全身脱毛 などを行う美容皮膚科でも、これを使った治療法がありますよね。


フォリキュリンは、妊娠した牝馬の尿を抽出して得られ、コレステロールから合成によっても得られます。


化粧品では、ふつう、安息香酸塩の形で使われます。


テストステロン、男性ホルモンは、種々の哺乳動物の睾丸から抽出されます。


またコレステロールからの合成もできます。


テストステロンは、同様に利用されているアンドロステロンよりずっとすぐれた生理学的作用をもっています。


化粧品製造に、器官の抽出物を使い出してから50年以上になります。


しかし、クリーム、乳液などに使うことを普及化したのは、ロシア人の生物学者、フィラトフの研究の結果です。


彼によれば、動物や植物の生体細胞は、その機能が低下するような状態になると細胞の新陳代謝を増し、生理学的機能を促進するビオスティミュリンという物質を分泌するそうです。


その活動様式は、なお論議の対象となっています。

胎児の抽出物

化粧品に使われている有機体組織の抽出物は、フィラトフの方法によってもよく、冷凍乾燥法によって処理してもよく、溶剤(グリセリン、グリコールなど)によって抽出してつくることもできます。


使用されている主な抽出物はつぎのとおりです。


まずは胎児の抽出物。


これはカレルの実験以来知られ、その特性は、トレファンの存在に原因しています。


今までのデリケートであった製造法は、冷凍乾燥法の技術により改良されました。


その方法の原理はつぎのとおりです。


・・・つまり、処理する臓器を低温で凍らせ、こうして得られた塊を真空の中に置きます。


すると水分は、氷の状態から直接気体となって蒸発します。


つまり昇華です。


冷凍乾燥法は、きわめて多孔質の器官から粉末を得ることができ、溶剤にすぐ溶けますから最上の保存法です。


原料としては鶏の胎児・・・または、とくに近年は、妊娠した牝牛から取った牛科の胎児を用います。


全身脱毛 をするくらい美意識の高い女性なら、この存在は知っていますよね。


エステのマッサージなどでも用いられる成分です。

About

2011年05月にブログ「美容マニア」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2011年04月です。

次のアーカイブは2011年06月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

Link